午前4時過ぎに中野駅前の漫画喫茶を出た。そのまま4時27分発の高尾行きの始発列車に乗り込む。18切符を使っての遠征は早起きしなければならない。普通列車を乗り継いで8時半頃に松本駅に着いたが、その間は殆ど寝ていた。
松本市営球場は駅からは遠いものの、松本電鉄バスターミナルから球場経由のバスが20分間隔で運行されており、交通の便はさほど悪くはない。両翼は98m、中堅122m。内野の黒土と外野の芝生が美しい野球場だ。収容人数は2万5千人で、プロ野球公式戦も度々開催される。

第一試合・佐久長聖−創造学園大附(松本・10:02〜12:35)・・・今季78試合目
佐長聖 000 000 040 2|6 14
創造付 110 110 000 0|4 9
            (延長10回)
2001年夏、経営難で廃校寸前に追い込まれていた塚原青雲が部員17人で甲子園出場を果たした。昨年も甲子園出場を果たし、今年から創造学園大学の附属校として新たなスタートをきった。この新生・創造学園大附が序盤から小刻みに得点を重ね、中盤まで4対0と優位に試合を進める。1年生に本塁打が飛び出すなど、創造は北信越屈指の大型チームになっていた。しかし、準々決勝での引き分け再試合を経てのベスト4進出の創造は投手が持ち堪えられなかった。8回に一挙4点を挙げて同点に追いついた佐久が10回に勝ち越し、第一シードの貫禄を見せた。

第二試合・武蔵工大二−松商学園(松本・13:17〜15:32)・・・今季79試合目
武工二 210 000 020|5 9
松 商 050 001 00X|6 7
本塁打・下平(1表2ラン)
3点を先制された松商学園だったが、2回裏に5安打を集中させ5点を奪い一気に逆転。3回途中からリリーフの2年生・宮島も7回まで無安打に抑える好投。終盤の武蔵工大二の反撃を際どくかわし、決勝進出を決めた。敗れた武蔵工大二だが、四番の下平が先制本塁打を含む3安打を放ち、両校を通じて際立った打棒を見せていた。

終了後、中央本線を西へと向かう。翌日は岐阜大会を観に行く予定だ。23時過ぎに岐阜市内のカプセルホテルに到着した。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索